気象学を学ぶためのバイブル(口コミ評価:3点)気象予報士試験が開始された当初は、受験者はみんなこぞってこの本を買ったものです。
試験の「学科一般知識」は、この本の章立てをもとに作成されています。なので、当時は
みんなこの本を買ったわけですが、当時は、この本と最新天気予報の技術しか頼りになる
本がなかったのだともいえます。
ただ、今はいろんな試験攻略本が巷で売られるようになっていますからあえてこの本を使
って試験勉強をする意味合いが薄れてきていると思います。
また、この本は難しい数式が多く登場してくるので初心者にとってはとっつきにくいと思
います。
一般気象学は、今読んでもすばらしい本だと思います。ただ、試験勉強をするのであれば、
この本を読んでいる暇があるんだったら他の本で勉強したほうが「効率が」よいと思います。
気象学の道標(みちしるべ)(口コミ評価:5点) 大学一般教養における「地球科学」系の講義テキストにも適した広い意味での教養書。著者序によると高校卒業程度の数学と物理の素養を前提としているが,むしろ高校地学の下地がある方が望ましいようにも感じる。比較的少ない頁数でまとめた弊害として,本文解説とそれに対応する図表が見開きになく,やや連動感に欠ける場面が目につく。広く浅く「概論」に徹した面が多くあるため,理系読者であればあるほど最初の読後感は「疑問ばかりが残った」となる可能性が高い。これらを解消するには「環境化学」「地球流体力学」といった各論の深い学習が不可欠だが,その学習の際にも,折にふれて本書を読み返せば,効果的な学習のチェックと軌道修正が可能。このように本書は気象学の道標としてフル活用するのが最も相応しい。学習が進めば進むほど,本書に記述されている何気ない1文1文の背後に隠された現象に気付いてくるという,まさに読めば読むほど「味が出る」良書である。
気象学入門の第一歩(口コミ評価:4点)気象予報士試験のネタ本として有名になってしまったのが残念であるが、
気象について勉強したい方の「最初の一冊」としてお勧めしたい。
学部生向けにあまり数学的に難しくなく、丁寧に説明しているので、
文型の方でも頑張れば読みこなせることと思います。
ただ、言うまでもなく、気象という自然現象を曖昧さなしに理解しようとすれば、
「数学」という共通語は避けて通れません。
難しい数学を使わないため、地衡風や傾圧不安定波の話は
かえって不正確でわかりづらくなっているのも事実です。
この本を読んで芽生えた疑問は、
読者のさらなる勉強・努力に委ねられているわけです。
予報士を取って満足しないで下さいね。
文系も理系も(口コミ評価:4点)この本には所々に数式を扱う計算があり、文系の人には煩わしいかと思いますが、計算を追わずに結果に納得するだけでも十分いいと思います。 かといって理系の方にはつまらないわけでもなく、しっかりと微積を使っていたりして、数学的にも納得がいき、万人が読める良書だと思います。
気象学最良の入門書(口コミ評価:5点)気象予報士試験の一般知識分野の学習ではこの本を何回も読み直しました。 気象予報士を目指す人であれば,学科試験の一般知識(法規除く)はこの本でだいたいカバーできます。 難しい数学や物理の知識は必要ありませんが,高校で学ぶ程度の数学の知識は最低限必要かと思います。 本の内容はよく出来ており,読み始めた当初はすべて理解できるか不安でしたが(いまだに全ては理解できていませんが…),「この本で勉強していこう」という気にさせてくれるくらい,しっかりした内容になっています。 数式だけ,言葉だけによる傲慢な説明ではなく,両者による説明がほどよくなされていると思います。
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